2008年06月28日

歩いても 歩いても

『歩いても 歩いても』脚本・監督:是枝裕和、出演:阿部寛、樹木希林、原田芳雄ほか、2008年、日本、シネカノン有楽町1丁目

友人が取った初日舞台挨拶付き上映のチケットを譲ってもらって行きました。
出演者総出の舞台挨拶なのに、取材者はあんまり多くなかったなぁ。『花より男子』に取られたか? でも客席は満席でした。
阿部寛、でかっ! 他の人が彼の脇より下に見える。このでかいことを映画の中でも、姉役のYOUにいじられていたのが可笑しかった。「でかすぎんのよ。おんなじもん食べてたよねぇ?」の台詞は台本にあったのかな?アドリブ?
なにも事件が起きたりはしないけれど、家族の会話が面白かったり、ふとした一言に重く暗い心の奥底がかいま見られてぞっとしたりと、観ていて色んな感情がわき起こる。
次男の家族が去った後に、父が言う「次は正月かな」という言葉に思わず涙が出る。亡き父が、盆に帰省して東京に帰るときになると、必ず言った言葉だった。その一言の中に込められた、寂しさを感じながらも、時には「今年は旦那の実家の方へいく年だから来られないよ」と冷静に言っていた。だんだんと年を取るごとに「あと何回会えるかな・・・」とも思っていたんだろうな。
朝ご飯食べて行ったのに、映画の中であんまりにもみんなが色んなものを食べ続けているので、お腹がなってしまった。

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2008年06月26日

三本木農業高校,馬術部、敵こそ,我が友

『三本木農業高校、馬術部〜盲目の馬と少女の実話〜』監督:佐々部清、出演:長渕文音、柳葉敏郎ほか、2008年、日本、試写

実在の高校生と馬のお話。佐々部清監督らしい、実直なつくり。こんな風に生き物と接しながら高校生活を送るのもいいなぁと思う。
主演の長渕文音は長渕剛と志穂美悦子の娘で、これがデビューになる。MEGUMIとSAYAKAを足して割ったような感じの顔立ち。すれてない感じが役柄にはよくあっている。
馬術部のメンバーを演じる奥村知史も森田彩華もテレビドラマ「おせん」に出ていたなぁ。

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2008年06月25日

ザ・マジックアワー、ラスベガスをぶっつぶせ、西の魔女が死んだ

『ザ・マジックアワー』監督・脚本:三谷幸喜、出演:佐藤浩市、妻夫木聡、深津絵里ほか、2008年、日本、川崎TOHO

ボスの女を寝取ったことをばれた男が、助かるためにボスを狙った伝説の殺し屋デラ冨樫を捜してくると約束するも、見つかるはずはなく、窮余の策で売れない俳優を映画の撮影と騙してデラ冨樫に仕立て上げるのだが・・・。

あらためてスクリーンで観ると顔濃いなぁ〜、佐藤浩市。それだけでも笑ってしまう。いかにも観客をわらかしたるぞぉ〜って映画なんやけど、それでもきちんと笑えるものになっているのはすごい。笑いだけでなく、これは監督の映画へのラブレターのようなもので、随所に映画作りへの愛が溢れてる。

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2008年06月21日

オー・グー・ドゥ・ジュール・ヌーヴェルエール

まったくもって舌をかみそうな名前やけど、これはフレンチ・レストランの名前。久々に旦那と二人でお食事に出かけた。場所は新丸ビルの5F。後になって知ったけど、ここはミシュラン東京で★ひとつもらっているところやそうな。でも、べらぼうに値段が高いわけではない。

Nouvelleele01今回は二人ともアラカルトで、前菜、メイン、チーズ1種類、デザートそしてワインを1本。これで3万円ちょっと。前菜とメインの間には口直しのグラニテがでたし、デザートの後にもサービスでハーブティーとナッツ(種類をど忘れ)のムースをいただいた。サービスはとってもスマートとは言えへんけど、丁寧で誠実な対応で好感が持てる。何より、旦那がメインで頼んだ「仔牛フィレの赤ワインマリネ“ロゼ”仕立て」が驚きやった。赤身のフィレなんやけどめちゃくちゃ柔らか。中はレアなのかと思うほどロゼ色なんやけど、しっかりと火が通っている。刺しの入ったロースとは違って、油がないので実にさっぱりとしていて、本当に生まれて初めて食べる食感やった。うちは普段、牛肉はあんまり食べない人で、今日も自分では鴨肉をオーダーしたんやけど、この牛肉やったらまた食べてみたいと思わせるものやった。

帰りに同じフロアにどんなレストランがあるのかと、ぐるっと回っていたら「レストラン大宮」という店があって、店先にダッチオーブンが飾ってあった。あれ?と思ってみたら、今NHK教育でやっている「趣味悠々 ひと味違う!ダッチオーブン入門」という番組があって、見てるんやけど、その講師の大宮勝雄さんの店やった。しかもご本人がちょうど店先にいはって、思わず「見てますよ」と声をかけてまいました。「是非、買って使ってみて」と言われたけれど、料理は好きでもアウトドアせえへんからなぁ。

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2008年06月20日

かげろう絵図、歌行燈

『かげろう絵図』監督:衣笠貞之助、出演:市川雷蔵、山本富士子、1959年、日本、フィルムセンター
徳川12代将軍家慶の御代。大御所家斉が院政をしき、家斉の愛妾お美代の方の養父中野石翁が、幕政の実権を握っていた。旗本島田又左衛門はこの不正を正そうと、登美を大奥に送り込む。また、登美の姉・豊春は歌の師匠をしていて又左衛門の甥・新之助と暮らしている。ある日、新之助たちの隣に住む町医者良庵は、請われて急患の女を診たが、それはお美代の方付きの大奥中年寄で、身ごもっていた。これが元で良庵は石翁の手下にさらわれてしまい、新之助は良庵を助けようと奔走するうちに、大きな陰謀に巻き込まれていく。

原作は松本清張で、非常にサスペンスフルな展開で思わず手に汗握って引きこまれた。時間を忘れて見入っていたのに、ぬぁんと、さあこれからどうなる!?ってところで終わってしまっている。「え”ぇ〜〜〜〜〜〜!?」って声出しそうになったっての。話の前編までだったのね。しかし、あんまりヒットせなんだのか、後編は作られていない。ぐわぁ〜ん・・・ 観たかったなぁ、後半も。続きは本を読むしかないらしい。

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2008年06月19日

デイ・オブ・ザ・デッド、ゆめみたか〜愛は歌 田川律〜

『デイ・オブ・ザ・デッド』監督:スティーヴ・マイナー、出演:ミーナ・スヴァーリ、2008年、アメリカ、試写
コロラド州の田舎町に陸軍部隊がやってくる。彼らはここで24時間の検疫隔離演習をやると聞かされている。しかし、町の人々は突然のことにとまどいを隠せない。折しも町では妙に風邪がはやっていた。この町の出身であるサラは新兵のバドを伴い、町を巡回にいくついでに自宅へ寄ると、彼女の母も高熱を出していた。母と弟たちをつれて病院へ行くと、そこには同じような症状を訴える病人であふれかえっていた。これは演習ではないかもと気づいたときは、遅かった。目の前の病人たちが次々にゾンビへと変貌し、発病していない人間たちに襲いかかってきた。

何やら『バイオハザード』以降、再びゾンビ映画ブームらしい。『ドーン・オブ・ザ・デッド』とか『28日後…』とか。『サンシャイン2057』なんかも、うちはゾンビ映画の一種やと思うんやけど。これは『死霊のえじき』(85)のリメイク。ゾンビ映画を好んで観る人ではないんで、元の映画は観てないです。なんで、前知識ゼロで見始めて感じたのは「めっちゃオーソドックスな展開やなぁ」。そらそうや(^^;)。ゾンビ映画の原点みたいなもんやもん。ティーンズ・ホラーとでも言うのかな、若い子たちが恐怖におののいて、逃げ回りながらも、ゾンビをばっかんばっかん殺していくタイプの映画。この手のが好きな人たちには、わりとしっかり作ってあるので楽しめるでしょう。
主役のミーナ・スヴァーリは『アメリカン・ビューティー』のバラの花びらに埋もれていた女の子と言えば、思い出す人も多いのでは。血の気の追い兵士役をマライア・キャリーの旦那になったニック・キャリーが演じてる。

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2008年06月18日

チェブラーシカ、源氏物語 浮舟

『チェブラーシカ』監督:ロマン・カチャーノフ、1969〜83年、ロシア、試写
2001年に日本でも一度公開されて多くのファンを生んだが、その後版権問題でごたごたして上映することが出来なくなっていたらしい。それをようやくクリアして、三鷹の森ジブリ美術館が獲得。デジタルリマスター全4話完全版を7月19日から上映することになった。愛らしくて、ほのぼのしているけれど、どこか哀愁が漂っていて、辛口の社会批判が底の方にある。今でも多くの人を惹きつける理由は、観ればわかります。
ちなみにチェブラーシカは北京オリンピックでロシアチームの公式マスコットになっています。

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2008年06月17日

愛流通センター

『愛流通センター』監督:土屋哲彦、出演:足立梨花、前田公輝、入来茉里、水橋研二、2008年、日本、試写
ふられた彼氏のことがあきらめきれない女子高生の元に「愛流通センター」からメールが届く。迷惑メールと思って消そうとしたのに何故か登録されてしまい、彼女の元には早速新人営業マンがやってきた。無料モニターでいいから使ってみて下さいと懇願され、その勢いと憎めないキャラに押されて、彼女は元カレの携帯に「失われた愛」を送ってみた。すると、あれほど素っ気なかった彼からやり直そうと言ってくる。

ケータイ小説が原作。投稿サイトで映画になる原作の募集し、ユーザーによる評価、撮影現場への参加など、映画を観るだけではない、作ることに参加する楽しみを提供しようとする試み「ユアシネマ」の映画第1弾。ホリプロとの共同企画なんで、メインの出演者はホリプロの新人ばっかやし、ホリプロの大御所も特別参加していたりする。アイドル好きは初々しい彼女たちの姿をチェックするのはマストやろね。うちは、新人営業マンの稲羽を演じた水橋研二さんに胸キュンでした。

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2008年06月11日

西の魔女が死んだ おばあちゃんの家、蘇る金狼

実家へ帰ったので、母を連れて新緑を楽しみに行った。
10日は大町市の霊松寺へ。母が子供の頃、よく遊びに来ていたという。その頃とはだいぶん変わってしまっているけれど、立派な山門が残っているし、鐘楼からは北アルプスと仁科の里が一望出来て、いいところです。山懐にひっそりとたたずむ風情もいいです。

Reishoji01 Reishoji02

11日は清里へ。もうすぐ公開される映画『西の魔女が死んだ』のおばあちゃんの家のロケセットが公開されているというので行ってみた。まだ映画は観ていないけれど、原作は読んでボロ泣きしてしまったので、是非緑の美しい季節に行っておこうと思った。曇っていて山は見えないけれど、梅雨に入ったという割には幸い雨も降らずにいてくれた。
場所は清泉寮の近くの森の中。ロケセットということで、来場者が中に入るほどの強度がないことと、建築法上の問題で中には入れない。ただ覗くことはOK。撮影で使った家具などは残っていません。そういう大道具は、撮影が終わると、次の撮影場所へと貸し出されていくので、残してはおけないのだそうです。でも、サンルームのところのガラス戸には、ちゃんとおばあちゃんのメッセージが残されていました。庭の畑や鶏小屋もあります。ハーブティーが用意されていてセルフサービスで飲むことができます。のみながら、管理の人とちょっと話をしたりして、のんびりしてしまいました。

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ついでに北澤美術館へも行ってきました。ガレやミューラー、ドーム兄弟などのアールヌーボー全盛の頃のガラス工芸品が展示されています。わたしはドームの可愛らしい山野草をあしらった器が好きです。

遅めの昼は萌木の村にあるROCKというブルーパブレストランで食事。「タッチダウン」という地ビールが有名らしいんですが、運転しているので飲めません(ToT)。仕方ないのでお土産として買って帰りました。非常に飲み心地のさわやかなビールでした。
森の中を歩いていくと、滝見の丘があります。小高くなった場所に登ると、木々の合間から谷向こうの山腹に蕩々と流れ落ちる滝が見え、思わずおぉ〜!と声を上げました。腹ごなしには丁度いい散歩でした。

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2008年06月05日

幸せの1ページ

『幸せの1ページ』監督:ジェニファー・フラケット、マーク・レヴィン、出演:アビゲイル・ブレスリン、ジョディ・フォスター、ジェラルド・バトラー、2008年、アメリカ、試写

南の孤島に海洋生物学者の父と二人きりで暮らしているニムは、冒険小説アレックス・ローバーの大ファン。ところが、小説の作者アレクサンドラは極度の対人&外出恐怖症で潔癖症ときて、一歩も自宅から出ない生活をしている。必要な情報はすべてネットで検索。その過程でニムと知り合い、メールのやりとりを始める。ところが、ニムの父が海で嵐に遭い、帰ってこない。困り果てたニムはアレクサンドラにSOSのメールを送った。

ニムは不屈の冒険者アレックス・ローバーのイメージで、アレクサンドラとメールを交わしているけれど、実は書いている小説とは似てもにつかない人物。ニムからのSOSを受けて泣く泣く一大決心をして、遙か彼方の絶海の孤島へと向かう。それこそボロボロになりながら旅をするアレクサンドラをジョディ・フォスターがコミカルに演じるわけやけど、どたばたが過ぎるというか、ずーっと一本調子なので飽きてくる。子供向けのファンタジーなんで細かいことを言ってもしゃあないんやけど、あまりにつっこみ処が多くてなんだかなぁの印象。アビゲイル・ブレスリンちゃんは『リトル・サンシャイン』の女の子。だいぶ成長してたけど、キュートです。

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2008年06月01日

アフタースクール

『アフタースクール』監督・脚本:内田けんじ、出演:大泉洋、佐々木蔵之介、堺雅人、2007年、日本、チネチッタ川崎

映画の日で1000円だったので、旦那と一緒にまた観に行ってきました。
今回は筋がわかっているので、それぞれの人物の表情の裏に隠された本意を思いつつ、にやにやしながら観ました。うーん、ちゃんと無理なくつながってるなぁ。

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