2008年10月25日

ポケットの花

『ポケットの花/口袋里的花』監督・脚本・編集:劉城達(リュウ・センタック)、出演:ウォン・ズィージャン、リン・ミンウェイ、李添興(ジェームス・リー)、マレーシア、2007年、TOHOシネマズ六本木ヒルズ

中国系の父子家庭で育つ兄弟は学校の勉強にもついて行けず問題児扱いされている。父親はマネキンを作る仕事をしているが、子どもたちの面倒はほとんど見ていない。どうやら子どもたちの母親に出ていかれ、ひどく傷ついているようだ。いつも兄弟二人だけで遊んでいるところへ、マレー系の元気な少女がやってきて仲良くなる。彼女の家はどうやら母子家庭。彼女の招きで初めて兄弟は暖かい食卓を経験し、世界が少し広がっていく。

一つ一つのシーンにユーモアが潜んでいる。多くは語られないけれど、うちに秘めた感情はちゃんと伝わってくる。監督は29才とまだ若い。これからが楽しみ。
タイトルの「ポケットの花」とはカーネーションのことだそうだ。監督が日本に来たときに会ったジャーナリストが、ちょうど母の日でカーネーションの色にまつわる話をしてくれたという。そこから、母の思い出が全くない子どもたちは、何色のカーネーションを胸のポケットに刺せばいいのだろうという思いを持って、この物語を作ったのだという。

うちは今日で映画祭終了です。今年観たのは12本。マイベストは『生きていく日々』でした。



posted by amui at 23:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 亜洲電影 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。