2008年11月11日

蘋果

『蘋果』監督:李玉(リー・ユー)、出演:梁家輝(レオン・カーファイ)、范冰冰(ファン・ビンビン)、[イ冬]大為(トン・ダーウェイ)、金燕鈴(エレイン・ジン)、2006年、DVD

蘋果は田舎から北京に出稼ぎにきて、マッサージ嬢をしている。彼女には夫の安坤がいて高層ビルの窓ふきをしてる。ある日、妹分の同僚がミスをして職場をクビになってしまう。蘋果は彼女と昼間から酒をあおり、泥酔状態で職場へ戻ったところ、誤って社長の林東と関係し、その一部始終を、偶然にも安坤は窓の外から見てしまう。この”強姦事件”から程なくして蘋果は妊娠。安坤は林東を脅して金を取ろうとするが、林東夫妻には子どもがいなかったため、生まれた子どもが自分の子なら金を払って引き取ると林東は言い出す。かくして、子どもは蘋果のお腹ですくすくと育ち、二組の夫婦のそれぞれの思いは錯綜する。

中国の美人アイドル女優がここまでやるんかというくらい、濃厚なからみがあってちょっと驚いた。まあ映っているのは男の方の尻ばかりなんですが。
母親の気持ちなんてお構いなしに、競争心と所有欲(愛情もないわけではないけれど)とで自分の子だと言いあう男ども。夫との信頼関係が崩れ去り、進むべき道を見失う女たち。4人とも、それぞれに愚かで、哀しい。梁家輝とひさびさの金燕鈴がやっぱりうまい。梁家輝の演じる林東は色ごとに弱くて、勝手な奴だけど、自分の子だと決め込んで溺愛するさまは、滑稽で哀しくて、ちょっと同情してしまう。
[イ冬]大為(トン・ダーウェイ)はそういえば東京国際映画祭のときに『レッドクリフPartI』のメンバーとして来ていたな。あのときは「PartIに出てたっけ?」と思ったけど、もしかして最後の蹴鞠(サッカー?)のシーンでゴール決めてた彼がそうかな? ネットで調べてたら、[イ冬]大為の紹介文に「中国のアイドル俳優」とあってびっくらこいた。だってどうみても(この役も、東京国際に来た本人も)、田舎から出てきたあんちゃんて感じなんやもん。



posted by amui at 23:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 亜洲電影 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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