『風のかたち −小児がんと仲間たちの10年−』監督:伊勢真一、出演:小児癌を患った子どもたち、2009年、日本、試写
1999年から10年来、伊勢監督は、小児癌の子どもたちと医師の病気との闘いと、彼らが毎年行ってきたサマーキャンプの様子を撮り続けてきた。小児癌はもう不治の病ではない。8割は完治できるという。それでもその治療は難しく、患者にとってつらくて苦しいものであることは変わらない。社会的偏見もあるし、本人も子どもの時期に大きな病気をしたことで他の人たちと同じように元気に暮らしていけるのかという不安を抱えている。何より幼くして死と直面するつらい体験は経験したものでなければわからない部分が沢山ある。
サマーキャンプは、聖路加国際病院小児科の細谷先生たちが中心となって始められた。今現在病気と闘う子どもたちや、かつて闘って克服してきた子どもたち、そして医師や看護師たちが全国から集まって海や山でキャンプをする。そこでは悩みや不安を、何の前置きもなく話すことができる。みんな心底楽しそうな顔をしている。友となって別れのときにかわされる「来年もまた会いましょう」という言葉の重さは、普段使われるよりもずっとずっと重い。
人の痛みを深く思いやり、人を助ける仕事がしたいと語る子どもたちがいる。病気を克服し、大きくなって、「看護師になりたい」「お母さんになりたい」という夢を実現した子どもたちがいる。10年という長い歳月を地道に撮り続けたことによってカメラがとらえられた「希望」。ささやかに、光り輝く。
『大きな家 〜タイマグラの森の子どもたち〜』監督:澄川嘉彦、出演:澄川家の子どもたち、2009年、日本、試写
『タイマグラばあちゃん』の澄川監督の新作。一家で東京からタイマグラの森に引っ越して来たとき、長女は幼稚園もテレビもない生活に戸惑い、まわりの山を見て大声で泣いたという。それがいつの間にか弟を連れて野山を駆け回り、移り変わる季節の中で生き物たちと共に暮らしていくことを親たちよりも柔軟に受け入れて成長していく。
始まりはホームビデオに毛が生えた程度の印象だったが(実際、撮り始めはホームビデオのつもりだったらしい)、だんだんと子どもたちの成長する姿に引き込まれていく。森の中で沢山の生き物たちとふれあって暮らすうちに、自然と命の尊厳を体得しているようだ。『風の子どもたち』と2本立て続けに観て、子どものもつポテンシャルって凄いなぁと思う。



細谷先生はお目に掛かったことはありませんが、以前、朝日新聞に連載で小児科の事を書かれていたと思います。
劇場の予告編で見て、見なければならない作品と思っています。
プレミアム8なんですね、 YOUTVの番組表には番組内容が載っておりませんでした。
それにしてもamuiさん、TV番組チェックしているのね〜
お昼の仁左衛門さん出演番組もお世話になりました(^^)
ついでにスッカリ忘れていた関口知宏番組も予約録画しました(..;)・・かなりの関口知宏ファンです(^-^)
スタジオパークの仁左衛門さん、昔の自分の写真を見て言った「髪がようけいあったんですわ」の一言にバカウケしてしまった。
関口さんは、この人一生旅することになるかもなと思ってます。
大変勝手ながらこの記事をご紹介させていただきました。もし不都合がありましたら、ご連絡ください。今後ともよろしくお願いします。「風のかたち」の応援ありがとうございます!:http://toyuuki.blog96.fc2.com/blog-entry-23.html
問題ありません。ポレポレでの公開が近づいて来ましたね。沢山の方々が観てくださるように!