2009年08月19日

ホースメン、バタフライエフェクト3、コネクテッド

『ホースメン』監督:ジョナス・アカーランド、出演:デニス・クエイド、チャン・ツィイー、2008年、アメリカ、試写

妻を亡くして立ち直れずにいる刑事。高校生と10歳の息子がいるが、仕事に忙殺されほとんど面倒を見ていない。彼の管轄で身の毛のよだつような事件が起きる。被害者は裕福な家庭の母親で、かぎ針で全身をつるされた状態で、肺を鋭い刃物でひと突きされ、その出血が肺を満たして溺れるのと同じ原理で窒息死していた。しかも、殺しの様子をビデオで撮影していた形跡があった。そして部屋の四隅には"Come and See"の文字。第一発見者は一家の養女クリスティン。犯人を捕まえてと刑事に涙ながらに訴えるのだが、やがて同様の手口の殺人が再び起きる。

殺しの場面の痛さとえぐさは『ソウ』なみ。おぉイタ〜。新約聖書の黙示録が謎解きの鍵。刑事がたどり着く先は、彼にとって最悪の悪夢。でも、ちょっと中途半端な終わり方だったな。風呂敷大きく広げたわりには、こぢんまりと収束してしまった。
章子怡(チャン・ツィイー)が悪魔のような女を演じているのだけれど、もう一つしっくりこない。年齢設定がかなり若い(ハイティーンから20代前半)のだけれど、西洋人からみると違和感ないのかもしれないが、どうみても薹がたっている。それに全体からこのキャラ1人浮き上がってしまっているように感じる。
息子役のルー・テイラー・プッチは『サム・サッカー』で主演していた。
『サンシャイン・クリーニング』にも出ていたクリフトン・コリンズJr.が、主人公の相棒刑事役で出ているのが嬉しい。この人、『スター・トレック』にも出ていたらしいんだけど、何の役だったっけ? 『アドレナリン2』にも出ているらしい。あのバカ映画、ちょっと、見る気になった(笑)。

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2009年07月08日

さそり、僕らはあの空の下で

『さそり』監督:馬偉豪(ジョー・マー)、出演:水野美紀、郭品超(ディラン・クォ)、任達華(サイモン・ヤム)、2008年、香港・日本、試写
愛する男の父と妹を殺した罪を着せられ監獄へ入った女が、所長のセクハラ、女囚同士の争いの中、自分を陥れた者たちへの復讐のために生き続ける。1度は殺されかけるが、謎の死体収拾人にひろわれ、一命を取り留め、武術を教わり、復讐へと向かう。

なんか香港映画にこのドロドロねっとり情念の世界がマッチしない。お気楽ラブ・コメがお得意のジョー・マー監督ではなおさらか? 全く顔とマッチしない吹き替えの声にもとほほ。梁小龍(ブルース・リャン)相手に水野美紀がどう闘うのかと思ったら・・・ あんた、そりゃないよ。
水野美紀以上に、夏目ナナの力一杯の凶暴さが印象に残った。そして何と言ってもエンディング・テーマの中村中による「怨み節」。ドロドロドロドロ〜

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2009年06月02日

大捜査之女

『大捜査之女』脚本・監督:麥兆輝(アラン・マック)、莊文強(フェリックス・チョン)、出演:鄭秀文(サミー・チェン)、陳奕迅(イーソン・チャン)、2008年、香港、DVD

石油の違法取引で財をなしている霍青松(イーソン)は、手下が警察の取り締まりから逃れようとして起こした事故で、警察にも仲間内からも恨みを買ってしまう。事故から3か月後、霍の一人息子が誘拐された。事件の担当となったのは香港警察の敏腕女刑事・司徒慕蓮(サミー)。しかし彼女自身の妊娠と甲斐性のない夫の浮気が発覚し、精神的にはパニック寸前の状態だった。

珍しくイーソンが黒社会のボスを演じている。表面的にはいたって冷静なビジネスマンでものすごい子煩悩な父親だけど、自ら手を下すことも厭わない悪い奴。でも、もひとつ悪い面の凄みが足りない気がする。イーソン=いい人のイメージが強いせいか。サミーは久しぶりの映画出演。元気になって良かったけど、あいも変わらず落ち着きのない女を演じていて、もうちょっと変化があって欲しかった。
最初の方、任賢齋(リッチー・レン)が面白い役で友情出演している。

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2009年04月16日

畫皮

『畫皮』監督:陳嘉上(ゴードン・チャン)、出演:周迅(ジョウ・シュン)、趙薇(ヴィッキー・チャオ)、陳坤(チャン・コン)、甄子丹(ドニー・イェン)、2008年、香港、DVD

「聊齋志異」という中国の古典(ホラー)が原作らしい。
武将の王生は辺境警備で異敵を討伐する折に美しい女性小唯を救い出し自宅に連れ帰る。自宅には王生の美しい妻・佩蓉が待っていた。小唯は王生に恋をし、誘惑し始める。佩蓉は小唯の内心を察するとともに、彼女が人ならぬものではないかと疑い始める。そのころ、姿を消して久しかった厖勇が街に戻ってきた。彼はかつて王生の兄貴分であり、佩蓉を愛していたが、佩蓉が王生を選んだために、身を引いて街から姿を消したのだった。佩蓉は思いあぐねて、小唯のことを厖勇に相談する。

妖怪怪奇伝だけれど、それぞれの人物の恋慕や嫉妬、理性と欲望、信頼と疑念といったものが深く絡み合って、かなり面白く観られた。アクションもたっぷり。献身的な妻と誘惑してくる美女との間で揺れ動く陳坤が美しくて目の保養。ドニーさんも『葉問』といいこれといい、さらには『エンプレス 運命の戦い (江山美人)』といい、2008年は俳優としての活躍が著しいですね。

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2009年04月09日

レッドクリフ PartII 〜未来への最終決戦〜

『レッドクリフ PartII 〜未来への最終決戦〜』監督:呉宇森(ジョン・ウー)、出演:梁朝偉(トニー・レオン)、金城武、2008年、香港・中国・韓国・日本・米国、DVD

香港版DVDで鑑賞。う〜ん・・・
三国志って、なんだかんだ言っても結局理想の違う者たちの覇権争い、戦いの物語なのに、呉宇森はあくまでも男と男の友情や、争いのむなしさを描こうとしていて、そこに埋めがたいギャップを感じてしまうんよね。

曹操をあの状況であっさり見逃してしまうのも、なんか解せないし。そら殺せませんよ。史実が変わっちゃうから。でもねぇ・・・

まあ、武くんがますますもって浮世離れした孔明さんにはまっていたのが楽しかった。最後のあの帽子姿は、「泣き虫弱虫 諸葛孔明」の孔明パンク説を思い出して吹き出したけど。

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2009年04月07日

海の上の君は、いつも笑顔、証人

『海の上の君は、いつも笑顔』監督:喜多一郎、出演:谷村美月、2009年、日本、試写

すごいいっぱいいい役者つこてるのに、ひとつも面白くない。唯一、山本太郎さんの巧さが救い。

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2009年04月06日

レイヤー・ケーキ、葉問

『レイヤー・ケーキ』監督:マシュー・ボーン、出演:ダニエル・クレイグ、2004年、イギリス、DVD

ダニエル・クレイグがクールな麻薬の売人を演じる。静かな『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』といった感じ。

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2009年02月05日

カンフーシェフ

『カンフーシェフ』監督:イップ・ウィンキン、出演:洪金寶(サモ・ハン)、呉建豪(ヴァネス・ウー)、加護亜依、2008年、香港、試写

カンフーと料理の達人が甥の恨みをかって、罠にはめられ村を追い出される。彼が向かった先は、かつての師匠の開いた店。師匠は亡くなり、今は娘たちが経営している。そこに料理学校を出たての若者がやって来て、彼に弟子入りを請う。新たな環境でリスタートできるかに見えたが、甥はしつこく彼の邪魔を続ける。

最近珍しい香港てんこ盛りエンタメ映画。なんでもありあり。ネタを振るだけ振って放置プレイとか、意味不明&かなりショボイ「ナンタ」風シーンとか、日本のアイドルがぶっ飛ばされて粉だらけとか。かつてのイケイケどんどんのころの香港映画を思い出します。呉建豪にあわせて北京語ってのが、ちょっと残念だけど。

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2008年11月26日

文雀、ウェルカム・トゥ・サンパウロ、ハッピーフライト

『文雀』監督:杜[王其]峰(ジョニー・トー)、出演:任達華(サイモン・ヤム)、林熙蕾(ケリー・リン)、2008年、香港、有楽町朝日ホール

スリのケイは3人の仲間たちと活動している。ある日、ミステリアスな美女が彼の前に現れる。彼女は小鳥が飛び去るように、瞬く間に消え、ケイは強く彼女に惹かれる。しかし同じ頃、他の仲間の前にも彼女は現れていた。

一般上映は混雑が予想されたので別に、ID試写上映があった。
それにしても、何度観てもオシャレで、男4人が渋カワイくて、楽しい映画だ。是非、日本公開を! そしてその時にはサイモン・ヤムを呼んでくれ〜!!!

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2008年11月24日

完美生活、ノン子、36歳(家事手伝い)

『完美生活』監督:唐暁白(エミリー・タン)、出演:姚芊羽(ヤオ・チェンユイ)、謝珍[女尼](ジェニー・ツェー)、2008年、香港、有楽町朝日ホール

中国東北地方に住むリーは、よどんだ故郷の街を出て、より良い生活をしたいと望んでいる。ある日、勤めているホテルの客にある荷物を南部の経済都市シンセンへと運んで欲しいと頼まれる。シンセンに着いたリーはここで生きていこうと決めるのだが、約束の金はなかなか送金されてこない。
香港に住むジェニーは夫と離婚係争中。彼女はかつて農村からシンセンに工場労働者として出てきた。そこでの生活に満足できず、水商売に転職し、香港人の男性と結婚したのだった。

香港新移民の女性たちの問題を題材に、リーの部分はフィクションで、ジェニーの部分はドキュメンタリーで撮って一つの作品にしている。ジェニーはリーの未来を暗示する存在。フィクションの方には撮影に劉耀輝、照明に黄志明と香港のベテランスタッフが参加し、デジタル撮影だけど、とてもきれいだ。

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2008年11月19日

ロルナの祈り、三国志、懺悔

『ロルナの祈り』脚本・監督:ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ、出演:アルタ・ドプロシ、ジェレミー・レニエ、2008年、ベルギー・フランス・イタリア、試写
アルバニア移民のロルナはベルギーの国籍を取るために、ヤク中の青年クローディと偽装結婚をしている。いつかは同郷の恋人と共に店を持つのが夢だ。クローディは薬物をやめようともがいていて、ロルナに必死に助けを求める。初めこそ疎ましく思うが、そんなクローディを無視できるような人間でもない。しかし、彼女には決して彼には言えない秘密がある。

前作の『ある子供』を観たとき、なんて厳しく、慈愛にみちた映画だろうと思った。この作品もまた同じことを思う。加えてラブ・ストーリーの官能まである。
ロルナとクローディの心がぴたりとよりそったときにみせる、二人の笑顔。特にロルナの笑顔のなんて愛らしいことか。次にくるシーンとの落差とあいまって、ものすごく印象深い。大胆に展開し、思い切りよくそぎ落とされていて凄い。
ジェレミー・レニエは『ある子供』に引き続き、どうにも見捨てられないへたれ男を絶妙に演じている。今回はヤク中の役なので、15kgも減量し、最初観たときあまりにげっそりしていてびっくりした。

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2008年10月24日

愛の十年、生きていく日々、クロッシング

『愛の十年/十分鍾情』2008年、香港、TOHOシネマズ六本木ヒルズ

香港返還後の10年をテーマに、10人の監督が10本の作品を撮るという企画で始まったものが、1本は内地の検閲を通すことが難しくて9本になってしまったという。
9人の監督は林愛華(オーブリー・ラム)、陳榮照(アーチウ)、麥子善(マク・チーシン)、黄精甫(ウォン・ジェンポー)、林華全(ラム・ワーチュン)、張偉雄(チャン・ワイホン)、袁建滔(トー・ユエン)、楊逸徳(タッキー・ヤン)、李公樂(リー・コンロッ)
香港返還後の10年というと、金融危機、SARS、内地との関係の緊密化による経済復興などが社会的に大きな出来事といえる。これらをベースにした物語もあったけれど、10年にこだわらないいろんなタイプの作品が集まっていた。そこそこ面白いけれど、どれも小粒な感じがいなめない。

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2008年10月21日

夏休みの宿題、些細なこと

『夏休みの宿題』監督:セイフィ・テオマン、出演:タネル・ビルセル、タイフン・ギュナイ、2008年、トルコ、TOHOシネマズ六本木ヒルズ

ハサンは夏休みが明日から始まるという日の学校帰りに、夏休みの宿題帳をいじめっ子に取られてしまった。取り返すこともできず、本屋さんにも売ってなくて、そのまま夏休みは始まる。夏休みといっても、父の言いつけで仕事の手伝いをさせられる日々だった。兄も軍の学校から帰省してきた。兄は軍人にはなりたくない、大学に行きたいと言うが、厳しい父親はそれを許さずケンカになる。母は父の浮気を疑っている。問題山積みの状態の中、突然父親が倒れてしまう。

ものすごく楊徳昌(エドワード・ヤン)や侯孝賢(ホウ・シャオシエン)的な映画だと思ったら、監督は台湾ニューウェーブからの影響を受けたと自分で言っていた。もちろん小津も。
夏休みの宿題というタイトルは、夏休みには詰め込み式の課題をこなす宿題ではなく、いろんな経験を積んで成長するべきだという、国の教育システムへの批判が込められているという。

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2008年09月04日

胡蝶飛

『僕は君のために蝶になる/胡蝶飛』監督:杜[王其]峰(ジョニー・トー)、出演:李冰冰(リー・ビンビン)、周渝民(ヴィック・チョウ)、2007年、香港、DVD

ドンとヤンは喧嘩のあげく交通事故を起こし、ドンは死んでしまう。それから3年、ヤンは自責の念にさいなまれつつ、精神科に通い薬を飲んで、必死に忘れようとしてきた。しかし、そろそろ薬をやめてみてはという医師の勧めに従うと、彼女の前に死んだはずのドンが姿を表し始める。そして事故の直前に彼がした問いを繰り返す。「俺のこと本当に好きだったのか?」

死んだ者がもつ強い心残りと、残された者の後悔を一緒に解消して、死者は死出の旅へ、生者は新たな人生へと踏み出す、まあよくあるパターン。
美男美女スターの主演映画であるわりには、二人がとても魅力的に見えるわけでもないし、暗くてもひとつピリッとしない。杜[王其]峰らしく闇の映像はきれいなんだけど。
うちは主役の二人より、黄又南(ウォン・ヤウナム)の方が印象に残った。

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2008年09月03日

パティシエの恋、トリコン リターンズ、アクロス・ザ・ユニバース

『パティシエの恋/後備甜心』監督:盧弘軒(アンドリュー・ロー)、李明文(モーリス・リー)、出演:林嘉欣(カリーナ・ラム)、鄭伊健(イーキン・チェン)、曾志偉(エリック・ツァン)、2005年、香港、試写

セントラルのイタリアン・レストランを経営する女性が主人公。彼女の恋人は医者で、超イケメン(フー・ビン)だけど、浮気ばかりしていて、彼女はいつも2番目の女に甘んじている。レストランのベテランシェフが引退を決めて、後継者として連れてきたのは、これまた甘いマスクの若い男性シェフ。しかし、彼女はたまたま彼が恋人に冷たい態度をとっていたのを見て腹を立て、何かと彼に突っかかる。しかしそれは彼女の大きな誤解で、実のところ彼と彼女は似たもの通しだった。

2005年というと、もう3年も前の作品ですが、今年の「中国映画の全貌2008」で上映されることになりました。

フー・ビンが身体も顔のパーツもでかくて、ゴージャスで、イーキンがどうも貧相に見えてしまう。カリーナ演ずる女主人公も、初めの方は腹の立つ女だ。でも、二人の醸し出す雰囲気がとても良くて、最後の方は応援する気持ちになれる。
曾志偉は出番少ないのに、おいしいところをさらっていく。うまい。

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2008年08月26日

金城武のお告げ

夢に金城武が出てきた。
珍しく夢の内容も覚えている。

南国の島のホテルというか、コテージの庭ような場所で、なぜかうちは銃撃戦に巻き込まれている。誰と誰が撃ち合っているのかは、全然わからない。とにかく双方が撃ち合う中程の生け垣の茂みに、必死に身を伏せて何とかここから脱出しなくてはと考えていた。そして、そおっと周囲の様子を見ようと頭を持ち上げてみた。すると、正面のコテージのテラスのところに、金城武が一人立って、こっちを見てニコニコと笑っているのだ。
なんで、この状況に金城武なんだ?
なんで、笑ってこっちを見てるんだ?
なんで? なんで?
と、必死に考えながら目が覚めた。

起きても彼の笑顔が脳裏に焼き付いて離れず、今日は彼の昔の映画を観かえすことにした。それであらためて気がついた。ファンのくせに、VCDしか持ってない・・・
DVDを買えというお告げなのだろうか。

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2008年07月04日

裸足のクンフーファイター、チャウ・シンチーのゴーストバスター

『裸足のクンフーファイター/赤脚小子』監督:杜[王其]峰(ジョニー・トー)、出演:郭富城(アーロン・クォック)、張曼玉(マギー・チャン)、狄龍(ティ・ロン)、1993年、シアターN渋谷
田舎から死んだ父の親友・段南を頼って街に出てきた青年・關は、街の染め物屋で勤めることになる。染め物屋はまだ若い未亡人が、一人で切り盛りしていたが、繁盛している。しかし街の顔役でもあるガクが経営する天龍紡が、乗っ取りを企んで、因縁をつけてくる。何も知らない關は、その争いに巻き込まれていく。

すっかり年取ったけど、頼りがいのありそうな男を演じてはまる狄龍。彼とマギーが演じる未亡人の密かな恋模様がグーです。アーロン、お肌つるっつる。天真爛漫な男が似合ってます。しかし、これほど悲劇的な終わり方をするとは驚きました。

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2008年07月03日

冷血十三鷹、チャウ・シンチーの熱血弁護士、武侠怪盗英雄剣・楚留香

『冷血十三鷹』監督:孫仲(スン・チュン)、出演:狄龍(ティ・ロン)、傳聲(アレクサンダー・フー)、1978年、香港、シアターN渋谷

冷血十三鷹と恐れられる殺し屋集団の一人が、ある出会いをきっかけに人の情の暖かさを知って、足を洗おうとするが、養父は容赦なく他の兄弟を差し向けて彼を抹殺しようとする。その彼の窮地を謎の男が救う。名を聞いても「ただの宿無し」としか言わない。しかし、ずっと行動を共にし、次々と襲ってくる十二鷹たちを共に倒していく。いつしか二人の間には友情が芽生えるのだが・・・

カンフーだけではない、ちょっと凝ったサスペンス調の物語の展開で面白い。ちょっとやさぐれた感じの狄龍がまたいいです。傳聲は初めて観たけど、コミカルな感じが持ち味なのかな。古巨基(レオ・クー)にちょっと似てる。
この頃はまだワイヤーとかあんま使ってない。身体と身体、剣と剣のぶつかり合い。しかも狄龍なんかほとんど自分でやっているんじゃないかな。また、おもしろいストップモーションの使い方をしていたりする。友人の千さんは「一瞬、フィルムとまったのかと思った」(大笑)。

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2008年07月01日

チャウ・シンチーのゴーストハッスル、おいしいコーヒーの真実、ミラクル7号

『チャウ・シンチーのゴーストハッスル/師兄撞鬼』監督:劉仕裕、出演:周星馳(チャウ・シンチー)、董驃(トン・ピョウ)、1990年、香港、シアターN渋谷
土曜日から開催されている香港レジェンド・シネマ・フェスティバルに行った。

この作品はVCDを持っているけれど観ていなかった。結構あるのよね、そういうの(^^;)。
『賭聖』で大ブレイクする寸前の作品で、若いシンチーの勢いがいい。それにしても、徹底的にうん○やら、おな○やらをもってきて笑わせるお下品さ。いいなぁ〜(^-^;;)

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2008年04月28日

実録・連合赤軍 あさま山荘への道程、長江7号

『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』監督:若松孝二、出演:坂井真紀、伴杏里、地曳豪、ARATA、2007年、日本、テアトル新宿

浅間山荘事件にいたるまでの連合赤軍の変遷をたどる。うちが生まれたころが、学生運動の最も熱を帯びていた時期だった。前半は年代を追って、どのような反政府デモが行われ、学生運動がいかにして地下に潜って過激化していったかが説明されていて、当時の記憶が全くないうちには勉強になりましたって感じ。連合赤軍となって、山にこもって軍事訓練をし、どんどんと仲間を粛正していく後半は、ただただ愚かで惨たらしくて、胸が苦しくなった。閉鎖的環境で、強力なイニシアチブを取るリーダーがいる場合、異常な状況に陥ってしまう集団心理の極端な例。間違いだと思っても誰も間違いだとは言えない、小さな嫉妬や、保身が状況を一層エスカレートさせていく。構造は学校でのいじめとあんまり変わらない。
最後に一番年下の隊員が叫ぶ「ぼくらにはただ勇気がなかっただけだ」という言葉が胸に響いた。

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