2009年08月20日

15malaysia

15malaysiaというプロジェクトが進行中です。
ピート・テオがプロデューサーとなり、マレーシアの15人のインディペンデント系映画監督たちが集まって、15本のショートフィルムを作ってネットで公開するものです。
作品の公開が8月17日から順次始まっています。最初はホー・ユーハン監督の『Potong Saga』が公開されました。これから公開される作品には、ジェームス・リー、タン・チュイムイなど、日本の映画祭でも上映されて名前が知られている監督たちのものも控えています。

そして先日急逝したヤスミン・アハマド監督の遺作となった『Chocolate』も19日に公開されました。3分あまりのショートフィルムですが、この続きが見たくてたまりません。(ToT)

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2009年05月17日

レッドクリフ PartII

『レッドクリフ PartII 〜未来への最終決戦〜』監督:呉宇森、出演:梁朝偉、金城武、張豐毅、林志玲、趙薇、張震、2008年、アメリカ・中国・日本・台湾・韓国、109シネマズ川崎

公開からだいぶん時間が経っているのに、映画館は結構いっぱいだ。
今回観ていて思ったこと。凄惨な戦いの現場から1人離れて高みの見物をしている孔明さん。こんな風に生々しい生死のやりとりから一歩離れているから、赤壁の後も国の存続のためと称して執拗に戦いを続けたんだと、呉宇森は暗にほのめかしてるんじゃなかろうか。

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2009年05月13日

アンティーク〜西洋骨董洋菓子店〜、ウォーロード/男たちの誓い

『アンティーク〜西洋骨董洋菓子店〜』脚本・監督:ミン・ギュドン、出演:チュ・ジフン、キム・ジェウク、アンディー・ジレ、ユ・アイン、チェ・ジホ、2008年、韓国、シネカノン有楽町1丁目

よしながふみの漫画が原作。昔、フジテレビでやったドラマもちょっと見ていた。けれどあれは、漫画とは全然ちがうものになっていた。ドラマで魔性のゲイは扱えなかったようだ。
こちらの映画の方が原作に近く面白い。チュ・ジフンはこの作品といい、『キッチン〜3人のレシピ〜』といい、とても良い存在感だ。それだけに薬物使用による逮捕が本当に悔やまれる。ほんと、なにやってんだと蹴り入れたくなるよ。

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2009年04月25日

スラムドッグ$ミリオネア

『スラムドッグ$ミリオネア』監督:ダニー・ボイル、出演:デヴ・パテル、マドゥール・ミタル、フリーダ・ピン、2008年、イギリス、TOHOシネマズ川崎

スラムを駆け抜け、列車とともに疾走し、過酷極まる人生をとにかく走って、走って、走り抜けた先には、たった1つの真実の愛が待っている。スリリングで、映画的な夢が詰まった作品。
こういった知らない異国の風景を見せられると、大概は行ってみたくなるんだけど、今回はさすがに行きたいとは思えなかったなぁ。主人公はイスラム教徒のコミュニティーの出身なんだけれど、子どもの頃に住んでいるスラムは汚かったなぁ。イスラムならもう少し清潔にしていそうなもんなんだけど、スラムとなるとどこもそんなもんなのか?

それにしても司会者、はなから失礼すぎだ。

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2008年11月25日

黄瓜(きゅうり)

『黄瓜』監督:周耀武(チョウ・ヤオウー)、出演:王在和(ワン・ザイホー)、蒋中偉(チャン・チョンウェイ)、2008年、中国、有楽町朝日ホール

大陳は路上で野菜売りをして、しゃべれない妻と10歳の息子と暮らしている。老陳は仕事を失い、妻の浮気を咎められず、息子は父が毎日作る「火爆腰花」に飽き飽きしている。小陳は映画監督になることを夢見ながら、恋人の貢ぐ金で生きている。3つの物語が胡瓜でゆるくつながっている。

大陳の息子といい、老陳の息子といい、まあ親の心子知らずというか、わがままで、しかもどちらの親も子どもに甘くて、この先大丈夫なんかと心配になってしまう。
初監督作品にしては堂々と腰のすわった長回しっぷり。

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2008年11月11日

蘋果

『蘋果』監督:李玉(リー・ユー)、出演:梁家輝(レオン・カーファイ)、范冰冰(ファン・ビンビン)、[イ冬]大為(トン・ダーウェイ)、金燕鈴(エレイン・ジン)、2006年、DVD

蘋果は田舎から北京に出稼ぎにきて、マッサージ嬢をしている。彼女には夫の安坤がいて高層ビルの窓ふきをしてる。ある日、妹分の同僚がミスをして職場をクビになってしまう。蘋果は彼女と昼間から酒をあおり、泥酔状態で職場へ戻ったところ、誤って社長の林東と関係し、その一部始終を、偶然にも安坤は窓の外から見てしまう。この”強姦事件”から程なくして蘋果は妊娠。安坤は林東を脅して金を取ろうとするが、林東夫妻には子どもがいなかったため、生まれた子どもが自分の子なら金を払って引き取ると林東は言い出す。かくして、子どもは蘋果のお腹ですくすくと育ち、二組の夫婦のそれぞれの思いは錯綜する。

中国の美人アイドル女優がここまでやるんかというくらい、濃厚なからみがあってちょっと驚いた。まあ映っているのは男の方の尻ばかりなんですが。
母親の気持ちなんてお構いなしに、競争心と所有欲(愛情もないわけではないけれど)とで自分の子だと言いあう男ども。夫との信頼関係が崩れ去り、進むべき道を見失う女たち。4人とも、それぞれに愚かで、哀しい。梁家輝とひさびさの金燕鈴がやっぱりうまい。梁家輝の演じる林東は色ごとに弱くて、勝手な奴だけど、自分の子だと決め込んで溺愛するさまは、滑稽で哀しくて、ちょっと同情してしまう。
[イ冬]大為(トン・ダーウェイ)はそういえば東京国際映画祭のときに『レッドクリフPartI』のメンバーとして来ていたな。あのときは「PartIに出てたっけ?」と思ったけど、もしかして最後の蹴鞠(サッカー?)のシーンでゴール決めてた彼がそうかな? ネットで調べてたら、[イ冬]大為の紹介文に「中国のアイドル俳優」とあってびっくらこいた。だってどうみても(この役も、東京国際に来た本人も)、田舎から出てきたあんちゃんて感じなんやもん。

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2008年11月01日

レッドクリフ PartI

『レッドクリフ PartI監督:呉宇森(ジョン・ウー)、出演:梁朝偉(トニー・レオン)、金城武、張豐毅(チャン・フォンイー)、2008年、中国・香港・日本・韓国・アメリカ、109シネマズ川崎
ここ1,2週間ほど、大変な物量作戦といった感じの宣伝だった。スマスマに出たトニーと金城は、食べることに集中して、二人して宙を見つめてモグモグしている絵が笑えた。あとトニーのめちゃくちゃラフな格好も。

初日は土曜日の映画の日で1000円ということもあって、うちが行った14時半からの回は、569名入るスクリーンが売り切れていた。

冒頭で香港版DVDにはなかった日本語による三国志のミニ解説みたいなものがあってびっくらこいた。そこでパート1は赤壁の戦いへ到るまでの物語であると宣言される。マスコミ試写の段階では何の断りもなく、タイトルにもPartIの文字がなかった。何も知らずに観た少なからずの人が驚き、これじゃ観客に誤解を与えるのではと懸念されたので、あとになってPartIの文字が足され、この解説シーンも追加したとみえる。また映画の中でも、新しい人物が登場すると、いちいち人物紹介の字幕が入る。「趙雲(劉備軍の将軍)」といった具合にだ。最初だけでなく、ちょっと間をおいて登場するとまた名前の字幕が入る。何とも懇切丁寧だが、ちょっとうるさい。

字幕は戸田奈津子さん。他に翻訳が鈴木真理子さん、さらに監修者もついていた。でも、鈴木真理子さんも中国語翻訳・字幕をやっている方なのに、なんでわざわざ戸田奈津子さんなんだろ?

日本の観客はあんまり笑わないけれど、思わずみんなが笑ったのが、孔明が張飛の大声を察知して耳栓していたシーン。よかったね、うけて。うちは関羽の登場にうけまくりでしたが。「いざ、参上!」ってセリフが聞こえてきそうなんやもん。

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2008年10月25日

ポケットの花

『ポケットの花/口袋里的花』監督・脚本・編集:劉城達(リュウ・センタック)、出演:ウォン・ズィージャン、リン・ミンウェイ、李添興(ジェームス・リー)、マレーシア、2007年、TOHOシネマズ六本木ヒルズ

中国系の父子家庭で育つ兄弟は学校の勉強にもついて行けず問題児扱いされている。父親はマネキンを作る仕事をしているが、子どもたちの面倒はほとんど見ていない。どうやら子どもたちの母親に出ていかれ、ひどく傷ついているようだ。いつも兄弟二人だけで遊んでいるところへ、マレー系の元気な少女がやってきて仲良くなる。彼女の家はどうやら母子家庭。彼女の招きで初めて兄弟は暖かい食卓を経験し、世界が少し広がっていく。

一つ一つのシーンにユーモアが潜んでいる。多くは語られないけれど、うちに秘めた感情はちゃんと伝わってくる。監督は29才とまだ若い。これからが楽しみ。
タイトルの「ポケットの花」とはカーネーションのことだそうだ。監督が日本に来たときに会ったジャーナリストが、ちょうど母の日でカーネーションの色にまつわる話をしてくれたという。そこから、母の思い出が全くない子どもたちは、何色のカーネーションを胸のポケットに刺せばいいのだろうという思いを持って、この物語を作ったのだという。

うちは今日で映画祭終了です。今年観たのは12本。マイベストは『生きていく日々』でした。

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2008年10月23日

九月の風、ハムーンとダーリャ

『九月の風/九降風』監督・脚本:林書宇(トム・リン)、出演:鳳小岳(ライディアン・ヴォーン)、張捷(チャン・チェ)、王柏傑(ワン・ポーチェ)、邱翊橙(マオディー)、2008年、台湾、TOHOシネマズ六本木ヒルズ
1996年に起きた台湾野球界の八百長事件を背景に展開する、7人の男子高校生のほろ苦い青春物語。
前半のやんちゃやっている男の子たちのきらめくような映像が素敵だ。それが八百長事件を報じるニュース映像後から一転して、無邪気な世界は消え去っていく。友情も愛情も生命ももろくてあっけない。それでも前進する勇気を捨てなければ希望はあるということを、説教臭くなく、とてもさわやかに、夢のある映像で見せてくれる。すごくいい映画。
監督は2006年にアジア海洋映画祭in幕張で上映された『海岸巡視兵』の監督。今後に一層期待。

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2008年10月20日

陽もまた昇る

『陽もまた昇る』監督:姜文(チアン・ウェン)、出演:房祖名(ジェイシー・チェン)、陳冲(ジョアン・チェン)、黄秋生(アンソニー・ウォン)、2008年、中国、TOHOシネマズ六本木ヒルズ

これストーリーを説明できない。時間軸はバラバラ、登場人物たちも関係がなくバラバラに見えているものが、次第に関係性が見えてきて、最後はぐるりとメビウスの輪のようにつながっている。その輪と呼応するかのようにカメラも人物の周りを執拗にグルグルと回る。こっちの目も回ってクラクラしてくる。撮り方や構造は面白いんだけど、メッセージがうちには読み取れなかった。
でも、陳冲(ジョアン・チェン)と黄秋生(アンソニー・ウォン)の絡むシーンは、大爆笑させていただきました。陳冲のさかりのついた猫みたいなお色気おばはんも凄いし、彼女に迫られて唖然呆然の黄秋生の表情のおかしさったらない。

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2008年09月28日

赤壁

『レッドクリフ PartI/赤壁』監督:呉宇森(ジョン・ウー)、出演:梁朝偉(トニー・レオン)、金城武、張震(チャン・チェン)、張豐毅(チャン・フォンイー)ほか、2008年、アメリカ・中国・日本・台湾・韓国、DVD

香港の友人が気を利かせて買って送ってくれた。感謝感激。
ここ1ヶ月ほど、毎日のように吉川英治の「三国志」を読んでいる。分厚いのが8巻もあるので、さすがに読みでがあってなかなか終わらない。でも、映画を観る前に赤壁の戦いあたりまでは読み終わっていた。読む前にすでにトレイラーを観ていたので、頭の中で孔明の姿は金城武だし、曹操の姿は張豐毅になってしまっている。周瑜はすごい美男ということになっているので、わたしの中では梁朝偉は微妙にずれるのだが。
日本での公開は11月1日。待ちきれないので早速鑑賞。
うーん、結構楽しみました。
でも、これって「三国志」というより「三国志を下地にした呉宇森の創作」ですね。生粋の三国志ファン(特に中国の)は受け入れがたいかもしれない。
もとは周瑜と孔明は互いの才を認めながらも、周瑜は孔明の智を恐れて亡き者にしようとし、孔明はその策略かわしながら、なおも周瑜と呉軍を我が意の通りに動かすという展開です。その設定を大幅に変えているので、ちょっと驚きました。じゃあ後編にある孔明の矢狩りはどういう展開で出てくるのか興味津々です。
金城武のセリフは吹き替えということですが、とても声質が似ている人なので、不思議なくらい違和感なく観ました。今年は『投名状』『死神の精度』そして『赤壁』と続けざまに新作を観て、金城愛が再燃です。やたらYouTubeで映像探してしまう。『投名状』に関しての呉君如(サンドラ・ン)によるインタビューが面白かった。年末はさらに『K-20』もあるぅ(感涙)。

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2008年07月31日

ビバ!監督人生!!

『ビバ!監督人生!!』監督:ニウ・チェンザー、出演:鈕承澤(ニウ・チェンザー)、張鈞(チャン・チュンニン)、2007年、台湾、試写
台湾トレンディ・ドラマのディレクターとして成功しているドウズは、社会派モキュメンタリー映画を作ろうと、仲間と話が盛り上がる。ところが、いざ始めると主演俳優には逃げられるし、製作資金は集まらないしで、制作は難航する。おまけに身から出たサビで、恋人にも愛想を尽かされと、公私ともに踏んだり蹴ったりの状態。40を越えて、人生最大の危機に直面する。

台湾シネマ・コレクション2008で上映される。
ドウズの身の上は鈕承澤自身と重なって、モキュメンタリーを作ろうとしているこの映画そのものがモキュメンタリーになっている。それにしても、資金集めに苦労する様子はどこまでリアルなんだかわからないけど、かなりやばい。黒社会が絡んできたり、出資者の暴挙は黒社会より酷かったり。この業界で正気を保つのは至難の業に見えてくる。

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2008年07月13日

オム・シャンティ・オム

Omshantiom01『オム・シャンティ・オム/Om Shanti Om』監督:ファーラー・カーン、出演:シャールク・カーン、ディーピカ・パドゥコーネ、2007年、インド、DVD

スターを夢見る駆け出しの俳優オム・プラカシュは、撮影中の火事からスター女優のシャンティプリヤを救ったことで親しくなる。憧れのスターと友達になれて有頂天のオムだが、彼女は実は有名プロデューサーの妻で、しかもその子供を宿していると偶然知ってしまう。彼女の幸せをひそかに願うオムだが、そのプロデューサーはスキャンダルを恐れて、シャンティプリヤを亡き者にしようとし、撮影所のセットに閉じこめ火を放つ。オムは彼女を助けようと火の海へと飛び込んでいくのだが・・・

去年インドに行っていた知り合いがゲットしてきたDVDを借りた。監督のファーラー・カーンはこれまで数々の映画のダンス・コリオグラファーとして活躍してきた女性。香港映画の『ウィンター・ソング/如果・愛』のダンスシーンも彼女の手によるもの。その彼女の初監督作品かな? 2007年最大のヒット作品で、多分インド映画史に残る作品になるやろう。とにかく、絢爛豪華! ザッツ・エンターテインメント!! めちゃくちゃ金かかってるのがわかります(笑)。1970年代と現代の映画界が舞台のお話なので、どこを切ってもめくるめく夢の世界。お得意のダンスシーンもストーリーの中に無理なくとけ込んでいて、あらゆるタイプのダンスが展開される。冷静に考えれば、ストーリーだけなら90分で終わるんやけどね。でも、3時間が全然気にならない面白さなんですわ。

見所その1: 3ヶ月かけて作り上げたシャールク・カーンのムキムキ・ボディ!
 徹底して、どうだぁ〜〜〜!!!と言わんばかりに見せつけてくれます(爆笑)。

見所その2: 新ヒロイン、ディーピカ・パドゥコーネの美女っぷり!
 新人さんなんやそうですが、超ド級美女です。顔のパーツがみなでかい! スタイル抜群で、背もシャールクより大きい(^^;) 近くに寄られたら後ずさりしそうな迫力。ちょっと多岐川由美に似てる。

見所その3: 最優秀主演男優賞を受賞した主人公を祝うパーティーのシーン。
 香港映画『豪門夜宴』で、あらゆるスターが次々と出てきてファンを喜ばせるというのがあったけど、まさにあんな感じ。しかも、みんな踊りまくる。残念ながらインド映画は詳しくないので、誰が誰かはよくわからへんねんけど、相当たくさん出てきているのは確か。詳しい人の解説が欲しいわ〜。

見所その4: 悪役のアルジュン・ラムパルが主人公のシャールク・カーンよりもイケメンである。
 いや本当に。監督も言ってるし(笑)。ただ若いときのその口ひげはどうよ。ふけメイクすると、ジョージ・クルーニーにちと似ている。

見所その5: エンドロール。
 撮影所が舞台の作品だけに、出演者のみならず、撮影にたずさわった人たちすべてがレッドカーペットを歩いてくるという粋なもの。しかも監督がオチをつけてくれる。

今年のアジアフォーカス・福岡国際映画祭で上映するそうです。うちも字幕付きで観たい〜〜〜〜〜〜〜!!!

ところで、借りたDVDはスペシャルDVD-BOXで、インドで売り切れ寸前のところをギリギリゲットしたものだという。中を開くとこんな感じで、

Omshantiom02

こんなポスターがついておりました。うきゃあ〜〜〜〜(爆笑)

Omshantiom03

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2008年05月05日

功夫灌籃

『功夫灌籃』監督:朱延平(チュー・インピン)、出演:周杰倫(ジェイ・チョウ)、曾志偉(エリック・ツァン)、陳柏霖(チェン・ポーリン)、蔡卓妍(シャーリーン・チョイ)、2007年、台湾、DVD
捨て子の方世杰は功夫道場で大きくなった。成長した彼は功夫に加え、ものを投げて命中させる並外れた能力を持っていた。それに目をつけたちんぴらの陳立は、彼をバスケットボール選手に仕立て上げ、自分はマネージャーとして一儲けしようと企む。

『カンフーダンク』として8月に日本でも公開される。戦いアリ、恋アリ、友情アリ、親探しアリ、朱延平らしいおバカさも健在の、てんこ盛りエンタテインメント。ボールも人間も飛びまくる。もう、なんでもありぃで、途中バスケの試合はどこへ行った?となることも。ま、どうせやるなら、このくらいとことん楽しくやってくれないとね。ジェイはちょっととぼけた、アホっぽいキャラがやたらよく似合っている。曾志偉が全体をしっかりと支えている。

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2008年04月27日

王妃の紋章

『王妃の紋章』監督:張藝謀(チャン・イーモウ)、出演:鞏俐(コン・リー)、周潤發(チョウ・ユンファ)、周杰倫(ジェイ・チョウ)、中国、2006年、川崎109シネマズ

スクリーンで観ました。柱まで光るキンキラ加減と、徹底した人海戦術には、やっぱり笑ってしまう(多少ひきつり入ります)。そして鞏俐(コン・リー)のアップの多いこと。これはあくまでも鞏俐のための映画だわ。
最初観たときは、女たちの寄せてあげてボ〜ンの胸に面食らって、それはアリなのか?と思ったけど、溝口健二の『新・平家物語』で白拍子の木暮美千代が同じような格好だったので、もしかしてアリだったのかもしれないと思った次第。年代を見てみると、舞台となった五代十国時代はA.D.907年から960年。清盛たちが生きた平安時代はA.D.1100年代。100年以上後だけど、もしかしたらファッションが伝わっていたのかも。それとも、張藝謀が溝口健二を観て発想したのか?

このメンツに囲まれると、周杰倫(ジェイ・チョウ)の演技堅いなぁと思ってしまう。まぁ、マザコン気味のキャラはピッタリだから適役と思うけど。

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2008年01月10日

恋の罠

『恋の罠』監督・脚本:キム・デウ、出演:ハン・ソッキュ、イ・ボムス、キム・ミンジョン、2006年、韓国、試写
李朝時代、実直な官吏であるユソンは当代きっての名文家と知られているが、道理を重んじて一家の仇敵にさえ公平な態度を貫くため、腰抜けと陰口をたたかれている。そんな彼があるきっかけで、禁断の淫乱小説の世界を知り、衝撃を受ける。ユソンは王の寵愛を一身に受ける妃チョンビンに思いを寄せられる。妃への秘めた思いを源に、自由奔放な筆を走らせ、自ら覆面官能小説家となる。彼の本はその世界で大評判となるが、さらなる創作のために、彼は自ら妃へと近づいていく。

臆病な堅物男が禁断の世界に足を踏み入れたとたん、大胆で闊達な人間に大変身。ハン・ソッキュは最後まで気品を保ちながら、巧みに演じてます。ところで、ハン・ソッキュの手って、指先が凄くでかい。手のアップがあったんで、面白いなぁとまじまじ見てしまった。お話とは関係ないけど・・・
人間、本当に好きなものを見つけると、他人も巻き込み、仲間もできて、つまらなかった日々がいきなり明るく輝きだす。それは自分も経験してるんで、ようわかります。でもこの人、いきなり作家先生になって、か〜なり調子のっちゃってる。その勢いで禁断の手をつかってしまい、大ピンチに陥っちゃうんですね。
挿絵を描いてくれることになるのが、重罪を取り締まる強面の役人グァンホン。最初はとんでもないと拒否しながら、結局興味津々でユソンの誘いにのってしまう。彼らが刺激的な挿絵の構図を真剣に相談するあたりは大爆笑。イ・ボムスとのやりとりの間がいいです。

139分と結構長い作品ですが、全然長いとは感じなかった。美術や衣装も色鮮やかで美しい。『デュエリスト』と同じ人たちで、なるほどと納得。
韓国の原題は『淫乱書生』。ストレートやなぁ。

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2008年01月09日

迷子の警察音楽隊

『迷子の警察音楽隊』監督・脚本:エラン・コリリン、出演:サッソン・ガーペイ、2007年、イスラエル、チネチッタ

イスラエルにエジプトの警察音楽隊が演奏のためにやってきた。しかし、空港に来るはずの迎えは来ず、自力でバスに乗って向かうが、ペタハ・ティクバに行くはずが、ベイト・ティクバへ着いてしまう。そこは何にもない砂漠の中の田舎町。町にはホテルもなく、バスは明日の朝までない。困り果てていたとき、救いの手をさしのべてくれたのは小さな食堂の女主人ディナだった。彼らは彼女の店と自宅、そして常連客の家の3班に分かれて、泊まることになる。

今年初めての映画館での映画鑑賞。去年の東京国際映画祭でサクラグランプリを獲った、イスラエル映画。イスラエル映画を大きなスクリーンで観られる機会なんてそうそうない。偉いなぁ、チネチッタ。

どうにもこうにも寒々とした居心地の悪い空気が、ふとしたことでゆるみ、暖かい空気に変わる瞬間がいくつもあって、それが観ている方の気持ちも温かくしてくれる。
超堅物の隊長トゥフィークはディナの精一杯のアピールを受けながら、どうしてもそれに答えられない。それには訳があるんだけど、それにしても、あんなに彼女ががんばっているのに、心も通い合ったのに、逃げちゃうなんてねぇ。別れ際に小さく手を振る姿がかわいかったから許すけど。
映画の背景にある、エジプトとイスラエルという国の関係、イスラエルの中のアラブ文化、音楽隊が招かれた1990年代初頭の社会情勢などを公式HPなどで知ると、より楽しめるけれど、それを抜きにしても人間同士の心のつながりを上手に描いていて楽しめる。

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2007年11月17日

Tokyo Filmex 2007 その1

オープニング作品の『それぞれのシネマ』を観た。
プレス申請はしたものの、送られてきた書類の中に、混雑が予想される作品の事前予約書があってそれをファックスで送らなくてはならなかったのに、すっかり忘れていた。
そのため、この作品は見られないとあきらめていたんやけど、たまたまシネジャのKさんがチケットが余っているという情報を送ってくださって、観ることができた。感謝、感謝。

カンヌ映画祭60周年記念で制作された、35人の監督によるオムニバス。3分という短い時間でも、監督の個性がでるのがおもしろい。アキ・アウリスマキなんて、労働者たちの顔観たとたんに誰の作品だかわかった。デヴィッド・クローネンバーグの世界で最後に残った映画館のトイレで、世界で最後に生き残ったユダヤ人が自殺しようとしているという強烈なブラック・ユーモアには笑った。親子でチケット窓口の列に並びながら何を観るか散々検討したあげくサッカーを観に行ってしまうケン・ローチの作品も皮肉が効いてる。かつて娯楽の王様だった映画産業の斜陽ぶりを、皮肉ったり、郷愁たっぷりに描いたりするものが多かったように思う。
侯孝賢監督のかつての映画館周辺の賑わいぶりを描いた作品もその一つ。でも、とにかく気になったのが、背景に流れていた音楽。どう聞いても「きよしのズンドコ節」なんよ。これってカバーだったん?と驚いたんやけど、Wikiで調べてみると、ズンドコ節のルーツは海軍小唄で1945年頃に流行したらしい。エンドロールには「真快楽」歌手:文夏となっていた。「♪ずん、ずんずん、ずんどこ」のメロディーで「真(ジェン)、真真、真快楽(じぇんくわいら)」って歌ってる。どうにもうけてしまった。

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2007年11月01日

第8回NHKアジア・フィルム・フェスティバル

東京国際映画祭が終わったばかりで、この映画祭のことがまったく頭から抜け落ちていた。前日に白さんからNHK-BSの宣伝番組観た?とのメールで初めて認識。『ガレージ』の出演者がミニライブもやる言うので、朝からいそいそ出かけていった。

『ガレージ』監督:アガン・セントーサ、出演:アユ・ラトゥナ、フェディ・ヌリル、アリエス・ブディマン、2006年、インドネシア
バンドを脱退したばかりの少女ガイアにアガという青年が一緒にやらないかと声をかけてくる。アガの幼なじみアワンと3人でのセッションで、自分たちの音楽ができると確信した彼らはバンド「ガレージ」を結成。地元のCDショップと協力して自主制作したCDは評判を呼び、バンド活動は順調にいくかに見えたが…。
インドネシアはロックが盛んだときく。隣国のシンガポールやマレーシアやタイなんかは、あまりロックを聴かないのに、なんでインドネシアで?とちょっと不思議に思っている。
映画は『NANA』ぽい。監督も主演のアユ・ラトゥナも『NANA』を気に入っているらしい。音楽と恋と友情を通して、孤独な心を少しずつ解放して成長していく様を描いている。演奏のシーンがいい。曲は実際に3人のオリジナルらしいし、ルックスもいいし、演奏も上手い。アユ・ラトゥナは宇多田ヒカルに容姿も声の質も似ているけれど、もっとパワーがある。CD欲しいと思って、日本で手にはいるかと聞いたら、今のところは難しいみたい。Youtubeにはしっかり映像がありました。Garasiで探すとあるよ。
映画の後、ティーチインとミニライブが行われた。3人ギターのアンプラグドな演奏だったけど、声の魅力が引き立ち、呼吸のあった、いい演奏だった。2曲目は、なんと全部日本語の歌詞の新曲。3人とも日本のサブカルチャーに相当興味があるらしく、前日はしっかり渋谷・原宿を回ってきたとか。アユ・ラトゥナは「どんだけ〜」を知っていた(笑)。
ティーチインの後に、パンフレットにサインしてもらいました。3枚目の写真は3人が一緒にサインしてくれているところ。
Garasi03 Garasi02 Garasi01

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2007年10月27日

第20回東京国際映画祭 その3

10月の末だというのに、台風直撃。しかも最も激しい時間帯に家を出なくてはならず、「本当に出かけて大丈夫なんだろうか?」と不安になった。それでも、悪天候をおして観に来た甲斐のある作品でよかった。

『砂利の道』監督:ディーパク・クマーラン・メーナン、出演:サーラダー、2005年、マレーシア

マレーシアのゴムのプランテーションで働く貧しいインド系一家が主人公。娘の一人が成績優秀で、大学進学の資格を得る。娘は学位を取って、先生になることを夢見るが、家は貧しく、女性に学問など不要という考えが主流の村では、夢の実現は困難な道だった。
彼女を支えようとするのが、父や叔父や学校の先生や幼なじみの男の子で、みんな男性。母や姉妹は伝統的な女性の役割から逸脱しようとする彼女を引き留めようとする(最終的には応援するんだけど)。女の敵は女ってか(^^;)。まあ、女は現実主義者だからなぁ。
マレーシアのインド系一家を描いた映画は初めて観た。マレー系、中国系とはまた全然違う生活、文化で興味深い。淡々としていながら、物語は意外に劇的。プランテーションの森の映像がとても美しかった。
プロデューサーは陳翠梅(タン・チュイムイ)。協力に李添興(ジェームス・リー)や何宇恆(ホー・ユーハン)の名前もあった。

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posted by amui at 22:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 亜洲電影 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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