2006年06月30日

ニーハオ搶ャ平

「中国映画の全貌2006」が8月19日から三百人劇場で開催される。今回、その中で新作として上映されるのは『ニーハオ 搶ャ平』と『ようこそ、羊さま』の2本。
『ようこそ、羊さま』は去年の香港国際電影節で『好大一対羊』のタイトルで上映され観ていた。寒村の暮らしを向上させようと、お役人がつがいの外国製の羊を村に持ち込む。この羊毛なら高く売れて、暮らしが楽になるだろうという算段だ。村の老夫婦がその世話を任せられ、村長はメンツのためにも失敗は出来ないと言う。しかし、この羊たちが全くその土地には馴染まず、手間ばかりかかる。暮らしを楽にしてくれるどころか、自分たちの蓄えまで持ち出さなくてはならないはめに。それでも老夫婦は羊たちを一所懸命慈しむ。微笑ましい笑いとお役所仕事への痛烈な批判が同居する、とても面白い作品なので、日本で公開されることがとても嬉しい。
『ニーハオ 搶ャ平』は試写で観た。政府が作った搶ャ平礼賛、ヨイショ映画ではあるけれど、現代中国の生みの親である搶ャ平に対する中国人の考え方や、彼の人となりが垣間見られて、興味深かった。



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2006年06月21日

トンマッコルへようこそ

『トンマッコルへようこそ』韓国、パク・クァンヒョン監督、シン・ハギュン、チョン・ジェヨン主演。
マスコミ試写にパク・クァンヒョン監督と音楽の久石譲氏が舞台挨拶に立った。

前評判の高い作品だけに、有楽町朝日ホールは満席で立ち見が出るほど。凄い注目度だ。パク監督はCM制作で頭角を現した人で、これが長編映画初監督となる。舞台に現れた監督を見て、思わず「おぉ、ええ男やん!」 俳優ばりです。年齢をみたら、自分より一つ年下やった。へえ〜、その割には白髪多いなぁ。
映画は確かに面白かった。韓国では口コミで評判になり、去年の興行成績ナンバー1になったというが、それが分かる作品だった。見終わって、悲しいんだか、愛おしいんだか、何だかよく分からない感情がグルグル渦巻いていた。試写で終了時に満場の拍手が起こるなんて珍しいことだ。
挨拶の模様、上映情報はシネマジャーナルWEBに掲載予定です。

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2006年06月18日

胡同愛歌

中国映画祭で『胡同愛歌』を観た。
会社をリストラされ今は駐車場の警備をし、息子と二人で暮らしてきた男が花屋の主人の女性と再婚しようとしている。しかし彼女には服役中の夫がいて、その男が出所してきた。離婚に合意していたはずなのに、気が変わって絶対に離婚しないと言い出す。その上、主人公の生活の妨害までし始める。彼は耐え続けるがそれにもやがて限界が・・・
先だって観た『私に栄誉を』といい、これといい、人のいい良心的な人間が、筋が通らなくても我の強い人間に振り回されて不幸に陥る映画が続く。特にこの作品は、男も女も言いたいことを飲み込んでしまうので余計に不幸になる。これまで観てきた中国映画の登場人物は喧嘩になってもわぁ〜っと言いたいことを言う人々が多かったので、ちょっと新鮮。しかし、観ていてストレスがたまるぅ。不条理さに思わず握り拳を握りしめてしまった。中国ではまだDVという概念があまりないのかなぁ。

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2006年06月05日

二人のバレエ、私に栄誉を

6月16日から赤坂の草月ホールで「中国映画祭」が開催される。これは日中映画祭の一環で、中国の杭州では日本映画祭が、日本ではこの「中国映画祭」が同時に開催されるのだ。日本初公開の5作品が上映され、監督や俳優の来日もある。今日はそれに先立つ試写が行われたので、2作品だけ観ることができた。

『二人のバレエ』中国、陳力(チェン・リー)監督、倪萍(ニー・ピン)主演。
古い地方の村に嫁に来た女性が夫に先立たれ、周囲には不吉な女と忌み嫌われながらも決して屈せず、養女をバレリーナにする夢だけを支えに懸命に生きる姿を描いている。倪萍は2005年の東京国際映画祭コンペティション部門作品『ドジョウも魚である』に主演し、来日もしていた。『ドジョウ・・』でも働き続けるたくましい母を演じていたけれど、この映画でも同じように決してへこたれない、娘のために人生を捧げる母を熱演している。ロケ地が安徽省の古集落で世界遺産に登録されている場所。主人公が暮らす家が興味深い。せわしなく動き回る姿とそれをスローモーションで捉えた映像とで緩急を付けているけど、ちょっと反復が多すぎてしつこいなぁ。

『私に栄誉を!』中国、黄建新(ホアン・ジエンシン)監督、王志文(ワン・ジーウェン)、範偉(ファン・ウェイ)主演。
主人公(王志文)は新聞記者。彼の元にある日、男(範偉)が「表彰してくれ」とやってくる。話を聞くと、雨の夜に暴行されている女性を助けたのだという。ちょっとした興味から、男の話を検証するために調べ始めるが、様々な矛盾が出てくる上に、当事者たちの行動も怪しい点がある。記者はあたかも迷宮に迷い込んだように抜け出せなくなる。
始まりは些細なことに思え、笑えて楽しい作品だと思って観ていたら、思いも寄らない展開で、ラストはちょっと狐につままれたようになってしまった。範偉がちょっと足らないけれどまっすぐな男を好演している。この人は今回上映される『胡同愛歌』にも主演しているので、そちらも観てみたくなった。
ところで王志文は中国ではスマートで格好いい俳優として人気があるらしいけど、うちはいくら観てもその感覚がわからんす。(^^;)

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2006年05月23日

永遠の片想い

『永遠の片想い』韓国、イ・ハン監督、チャ・テヒョン、イ・ウンジュ、ソン・イェジン主演 DVDで
ジファンはバイト先の喫茶店にやってきたスインとギョンヒを観て、スインに一目惚れする。果敢にアタックしても迷惑だとあっさり振られるが、それ以来、3人は友達になった。3人で楽しい時間を過ごすうちに、ジファンとギョンヒは互いに惹かれ合うようになるが、ギョンヒはスインへの遠慮やジファンの気持ちが解らず、次第に関係がぎくしゃくし始めるのだった。
三角関係、難病、相手の失踪、そして再会・・・ 記憶喪失はないけど、こってり韓国映画だわ(^^;)。でもキャスティングがいいので、楽しめます。ムン・グニョン(『ダンサーの純情』)、キム・ナムジン(『春の日のクマは好きですか?』)なんかも出てる。それにしてもイ・ウンジュ、ホント惜しいよなぁ。

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2006年05月17日

玲玲(リンリン)の電影日記、ヒョンスンの放課後、ナイロビの蜂

今日は朝から渋谷で映画三昧。
シアターN渋谷にて、『玲玲(リンリン)の電影日記』中国、小江(シャオ・チアン)監督。夏雨(シア・ユィ)、姜易宏(チアン・イーホン)主演。映画が何より好きな毛大兵(マオ・ダービン)はある日自転車で走っていて、積み上げてあった煉瓦にぶつかり転倒してしまう。立ち上がろうとしたとき、見知らぬ女に煉瓦で頭を殴られ気を失ってしまう。病院で目覚めた彼には殴られた理由が分からず、警察で彼女に詰め寄るが、彼女は放心状態で謝るどころかいきなり「金魚の世話をして」と家の鍵をダービンに渡すのだった。ダービンが仕方なく彼女の部屋へ行くと、なんと部屋は映画館の様にポスターやフィルムで溢れていた。大喜びのダービンは彼女が戻るまで、そこに滞在することにする。その夜、彼女の日記を見つけて、読み始めたダービンは意外な事実を知るのだった。
日記には映画スターを夢見た母のこと、そして文革の最中過ごしたリンリンの少女時代の思い出が書かれ、その頃の野外劇場で上映された映画の映像がたくさん出てくる。中国の映画黄金期を懐かしむファンタジー。とは言え、やっぱ気になってしもたのは、家を飛び出し1人で生きてきたリンリンは、一体どうやって食べてきたのかってこと。だって結構立派なマンションに住んではってんもん。

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2006年05月16日

谷垣健治さんにインタビュー、五月の恋

今日はまず『トランスポーター2』の主演俳優ジェイスン・ステイサムとプロデューサーの記者会見へ。花束贈呈に現れたのはインリン・オブ・ジョイトイとセクシー衣装の美女軍団。ジェイスンさん、ちょっと鼻の下のびてました。記者会見の模様はシネマジャーナルWEBへ掲載予定。

渋谷の某所でシネジャスタッフのSさんと共に『マスター・オブ・サンダー』の谷垣健治監督にインタビュー。まあ製作裏話が出るわ出るわ。映画製作の現場ってこんな風に話が転がっていくもんなのかと(もちろん一例に過ぎないですが)、本当に興味深かったです。気がつけば3時間も時間が経っていた! とても全部は活字に出来ませんが、できるだけ谷垣さんの熱い気持ちが伝わるように紹介したいです。シネマジャーナル本誌次号(68号)に掲載予定です。

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2006年04月26日

花田少年史:幽霊と秘密のトンネル、胡同のひまわり

今日は2本試写。
『花田少年史:幽霊と秘密のトンネル』水田伸生監督、須賀健太、篠原涼子、西村雅彦主演
原作は一色まことの漫画「花田少年史」。監督は日テレ出身。まだ在籍中かな?
田舎の漁師町の腕白坊主が交通事故にあって九死に一生を得てからというもの、幽霊が見えるようになる。彼にとっては怖いばかりで甚だ迷惑な能力だ。いろんな幽霊が彼の前に出没し、特にセーラー服をきたお姉ちゃんや、死んだ近所のばあちゃん、そして彼の本当の父だと名乗る幽霊まで出てきて、しょっちゅうつきまとうようになる。そして段々と彼の知らなかった両親の過去や大人たちの世界を知っていく。

笑えるのかと思ったら、笑いの面は今ひとつだが、意外や意外、泣かされてしまった。特にサイドストーリー的な部分で親の都合に翻弄されながらも、その変化を受け入れようとする子供たちの健気さに涙が出てしまった。花田少年の親友・壮太役の松田昴大くんがとってもよかったですわ。
残念なのは海のシーンがあまりにちゃちかったこと。8月19日より公開。上映情報はシネジャWEBに掲載。

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2006年04月25日

胡同のひまわり 記者会見

胡同のひまわり胡同のひまわりの張楊(チャン・ヤン)監督と主演の少年張凡(チャン・ファン)くんの来日記者会見がありました。

張楊監督は『スパイシー・ラブスープ』や『こころの湯』の監督。彼の最新作が本作でル・シネマで初夏公開になる。文革終了の1976年から30年に渡る父と子の葛藤を描いていて、監督の自伝的な部分もあるらしい。作品は明日観る予定だが、話を聞いていて早く観たくなった。主人公の少年時代を演じた張凡君はポスターの写真よりも成長していて、質問にもキチンと答えられる子だった。会見の模様はシネマジャーナルWEBに掲載予定。

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2006年04月18日

君に捧げる初恋、デュエリスト

試写で『君に捧げる初恋』オ・ジュンノク監督、チャ・テヒョン、ソン・イェジン、ユ・ドングン主演 韓国。
IQは高いが全然勉強せず、問題ばかり起こしているテイル。彼は幼なじみのイルメと結婚することだけが夢だった。しかし彼の前に立ちはだかる大きな壁。それはイルメの父ヨンダル。テイルの高校の先生でもあるヨンダルは次々に難題を出し、娘をやるまいとするが、テイルは蛇のようなしぶとさで課題をクリアして、とうとうヨンダルの許しを勝ち取る。しかし・・・
最初の方のドタバタ劇と終盤の涙ナミダの展開の落差がもの凄い。イルメの「他に好きな人がいる」宣言は、娘の意思を全く尊重せずに、男二人で大騒ぎしていたから娘の逆襲かと思いきや、話しは意外な方向へ転がっていきました。如何にも韓国映画らしいといえばらしい。親父役のユ・ドングンがいいですわ。前田吟に渥美清を少々って感じ。

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2006年04月17日

デュエリスト記者会見、タイフーン

デュエリスト『デュエリスト』の記者会見へ。

『オオカミの誘惑』を観たときはカン・ドンウォンにはまったけど、この人は写真だけみてもグッと来ないので、最近かなり熱が冷めていた。でも今回はうちにとっては初生カン・ドンウォン。ちょっと楽しみで朝もはよから帝国ホテルへ行ってきました。

はたしてドンウォン君は、おぉ〜背が高い、細い、手足長い、顔小さい! 完璧モデル体型だわ。一緒のハ・ジウォンとの身長差が30cmくらいありそうだ。でもその髪はイマイチやなぁ。「ぼく〜、どないしたん?」と声かけたくなる感じ。二人が仲良しらしく、会見で発言中も撮影のときのことを思い出すのか、笑い出したり、ハ・ジウォンが喋っている横で、ドンウォンがクスクス笑ったりと、リラックスムード。ただ何が可笑しいのか、通訳まではさむともう一つ伝わってこなかったのが残念。
記者会見の模様はシネマジャーナルWEBに掲載しています。

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2006年04月10日

至尊無頼、高三、好多大米、�ョ小子

ドラゴン・イン部屋
昨晩は初めて重慶大廈(チョンキン・マンション)内の龍匯賓館(ドラゴン・イン)という所に泊まった。

重慶大廈は尖沙咀でひときわ目立つ雑居ビルで、インド、中近東、アフリカ系の人たちが集まる場所。日本では王家衛監督の『恋する惑星』のロケ地として有名になった。しかしここだけ異質な空気が流れていて、奥の方へ入っていくとじろじろ見られるので、初めて入るときはちょっと勇気がいる。でも今は結構警備もちゃんとしているし、普通に注意していればいいのであって、別に怖い場所ではない。取り敢えず何でも経験してみたいうちとしては、一度は泊まってみたかった。
龍匯賓館(ドラゴン・イン)は日本語のHPまであるので予約は簡単。(メールのやりとりは英語)3Fにあるので階段でも行き来は可能。何しろ重慶大廈のエレベータは混むので、結構3Fにあるというのはポイントが高い。ツイン、シャワー付き、窓付きで240HKD。おばちゃんは人当たりのいい人で、話しやすい。でも夜11時にチェックインした時、おばちゃんたらうちらを案内する部屋を間違えて、既に人がいてお休みになっている部屋を開けてしまった。幸い住人がドアのチェーンロックをしていたので踏み込まずにすんだけど、中の人はびっくりしたやろうな。とりあえず部屋にいるとき、チェーンロックは必須かも(笑)。

ドラゴン・イン シャワーシャワーは香港では結構見かける、トイレの便座に座ってお湯を浴びるタイプ。瞬間湯沸かし器ではないので、あまり長時間のお湯は出ない。2ベッドやけど、サイズが一つは小さめシングル、もう一つは小さめダブルとかなりサイズが違った。3人で泊まる人も結構おるのかも。部屋は普通に清潔やし、テレビあるし、エアコンあるし、別にうるさいことないし。うちは全然無問題です。1人でひょろっと来て2,3日泊まったりするには十分。どうせ部屋になんかろくにおらんしね。

今日まで行動を共にしたHさんは一足先に帰国。どーも、お世話様でしたぁ。

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2006年04月03日

シンソッキ・ブルース

『シンソッキ・ブルース』をシネマート六本木にて観た。
一人はハンサムで企業買収専門の敏腕弁護士だが人を人とも思わないような冷たい男。もう一人はぶさいくで国選弁護専門の貧乏人だが結構人から好かれる男。正反対の人生を歩んできた二人だが、実は名前も誕生日も同じシン・ソッキ。神様の悪戯か、二人は同じエレベータに乗り合わせ、墜落事故に巻き込まれる。そしてハンサムな方の身体は植物人間になり、ぶさいくな方に心が入れ替わってしまっていた。
イ・ソンジェのバケっぷりには笑いましたわぁ。へんなパーマ頭に出っ歯の入れ歯、そして眉毛が絶妙に変だ(笑)。その容姿で初めは気が弱くて人の良い男を、事故の後は混乱して自信喪失しながらも性格の悪さを残して、でも徐々に改心していく過程を演じるのだから、難しいと思うんだけど、上手いんだよなぁ。
一つ難点は、ハンサムな方のシン・ソッキ役の人が、うちにとっては全然ハンサムや無かったことやね。

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2006年03月31日

ココシリ

試写で『ココシリ』(陸川監督、中国)を観た。
一昨年の東京国際映画祭コンペティション作品として上映された作品がようやく公開の運びとなる。
これまでに中華圏では様々な賞を受賞している。
中国最後の秘境といわれる「ココシリ」にはチベットカモシカが住む。その毛は高級カシミアとして珍重されたため、密猟者たちに乱獲され絶滅の危機にあった。地元のチベット族の男たちは民間のパトロール隊を結成し、乱獲を食い止めようとしていた。しかしそれは何の見返りもないどころか、命を落とす危険すらある過酷な任務だった。北京から来た記者はパトロール隊の実態と隊員が密猟者に殺された事件の真相を探るべく、彼らと行動を共にする。
観るのは2度目やけど、やっぱり凄い作品やわ。青海省の山々の映像といい、ストーリーといい、畏敬の念抱く。こればっかりは家でDVDだけ観ても駄目。でっかいスクリーンで観てこそ堪能できる。
6月、シャンテシネほかにて公開。

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2006年03月13日

下流人生

3月11日からシネマート六本木がオープンし、韓流シネマ・フェスティバル2006が始まっている。今日は初めて行ってみた。平日の2時半だったのに、かなり人が来ていた。今日行ったスクリーン3は地下一階でかなり狭い。すべてエレベータでの上り下りで、階段が見あたらなかったので、地震や火事の時にちょっと怖いかもと思ってしまった。小さいけど椅子もいいし、段差もあるので、他のミニシアターよりは観やすい。
映画は『下流人生〜愛こそすべて〜』、イム・グォンテク監督、チョ・スンウ、キム・ミンソン主演。
1950年代後半から政治ヤクザとして生きた男と韓国の動乱の歴史を描いた作品。男の人生も韓国の歴史も波瀾万丈なのに、やけに淡々としている。なんだか韓国の現代史を勉強しているような気分。感情が揺れない。同時代を生きた韓国の人の胸には、訴えるものがあるのだろうか?
チョ・スンウはまた全然違う人になっていた。凄いわ、このひと。ご本人はいったいどんな人なんやろね。

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2006年03月08日

連理の枝、忘れえぬ想い、送還日記

久々に映画三昧。試写で『連理の枝』を観る。
キム・ソンジュン監督、チェ・ジウ、チョ・ハンソン主演。4月15日公開。
「連理の枝」とは元は2本の木だったものが、根を張り枝を交えるうちに、1本の木と化していき、それがまるで深く愛し合って離れられない二人のようだとして、白楽天の「長恨歌」の一説に出てくる言葉。映画も不治の病と知りながら恋に落ち、「連理の枝」となっていく二人の運命を、前半はコメディタッチで快活に、後半は涙なみだの展開で描いている。でもヒロインが驚くほど強い。前半のお笑い部分がちょっとバタバタしすぎに感じる。もう一点気になったのは音響。背景の音とセリフ、音楽とのバランスが悪くて、とても気になる。細かい調整してられないほど、慌てたのか? チェ・ジウ、チョ・ハンソンのファンには充分楽しめるのではないやろか。チョ・ハンソンの先輩役のチェ・ソングクがなかなか良かった。

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2006年02月25日

単騎、千里を走る

『単騎、千里を走る』を川崎TOHOのプレミアスクリーンで観る。リクライニングシートやし、お客さん少ないしでとってもゆったり観ることができた。
張藝謀監督、高倉健主演。中国人の友人が観ていたく感動していたので、はてさてどんなんかいなと観に行った。
高倉健扮する父親が長年疎遠になっていた息子がガンで余命幾ばくもないと知り、何か息子の為にしてやれないかと考えた末に、彼が去年中国で撮影できなかった仮面劇「千里走単騎」を代わりに撮影してこようと思い立ち、単身中国へと渡る。ところが息子が撮ろうとしていた役者は刑務所に服役中でいなかった。彼は何とかして刑務所にいる彼の踊りを撮りたいと、様々な人の助けを借りて奔走する。
話の転がり方が自然で、「千里走単騎」の故事もうまくなぞらえていて好感が持てた。ラストの海を眺める健さんの背中はあまりにいかにもな感じがしたけど。やっぱり張藝謀は田舎の素朴な人たちを撮るのは上手い。いいよ、もう武侠ものとか撮らなくて。
中国の人たちがとても素朴で、日本語の台詞を棒読みだったりはしても表情豊かなのに対して、日本の寺島しのぶは能面のように表情の変化が乏しいわりには演技しているなと感じる。とても対象的。これは意図した演出なんやろか?

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2006年02月24日

エンジェル・スノー、風林高、ピアノを弾く大統領

今日は韓国映画DVD三昧。
未見のイ・ソンジェ出演作を2本。『エンジェル・スノー』は行きつけのTSUTAYAにVHSビデオしかなくて仕方なしに観たけど、改めて感じる画質の悪さ。エンドロールの文字が潰れて読めない。まあハングルだからどのみち読めへんねんけど。
監督ハン・ジスン、出演イ・ソンジェ、コ・ソヨン。結婚後子供ができず悩み続けていた夫婦に4度目の人工授精の結果、やっと待望の子供ができる。喜びも束の間、子供に大きな障害があり、生まれても長くは生きられないと告げられ、夫婦は再び悩み抜く。ウェービーヘアで、ひたすら妻に尽くすイ・ソンジェは好きです(*^-^*)。でもねぇ、この妻はいくら何でも頑固で身勝手過ぎやわ。段々腹立ってきてもうて。この試練は彼女を更生する為の神の計らいかと思ってしまった。

『風林高』はキム・サンジン監督、イ・ソンジェ、チャ・スンウォン主演。監督は『アタック・ザ・ガスステーション』の監督。『風林高』って、『火山高』の姉妹品かと思ってちょっと期待もしないで観たんやけど、何よ全然ちゃうやんかぁ。なんやこの邦題!? 高校時代は喧嘩がめっぽう強くて学校のリーダー的存在だったけど今はヤクザみたいに乱暴な高校の先生をやっている男と、ガリ勉で友達もいない、喧嘩も恐くてできなかったのに、今はヤクザの参謀にまでのし上がった男の恋と喧嘩と友情のお話。
チャ・スンウォンは肉体派で単細胞だけどハートの熱い男の役が合っている。でもイ・ソンジェの頭は切れるのにちょっと屈折してるキャラクターの方がどうしても印象に残る。「俺、もう友達と一緒にいたい」と最後の方で吐露するシーンがエエわあ。

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2006年02月14日

連理の枝 記者会見

『連理の枝』の記者会見が行われ取材にいった。
チェ・ジウとチョ・ハンソン主演の悲恋物語らしいんやけど、まだ出来上がってなくて、試写も始まっていない。会見ではじめて映像の一部を見た。質問も必然的に一般的なものしかでない。この段階で記者会見てのはやむにやまれぬスケジュールだったんでしょうかねぇ。
初生チェ・ジウとチョ・ハンソンは、大型美男・美女カップル。チェ・ジウが174cmあって、チョ・ハンソンが185cmくらいある。チェ・ジウは聞きしに勝る色の白さ。うっかりすると顔が白とびするので、カメラは絞り気味。でもそうするとチョ・ハンソンは帽子かぶっていたんで顔が暗くなっちゃう。うぅぅ。
総勢600名が参加した記者会見。仕切りが若い人ばっかりでいまいち良くない。そうするとカメラマンたちが殺気立って、恐いのよねぇ。ベテランおっちゃんカメラマンたちの方がよっぽど会見慣れしてるからねぇ。でも粗魯な人が多くてイヤ。
会見の模様はシネマジャーナルWEBに掲載予定。

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2006年02月11日

PROMISE 無極

『PROMISE/無極』陳凱歌監督、真田広之、チャン・ドンゴン、張柏芝、謝霆鋒主演
このメンツだったら当然ながら期待したくなる。ところが観た人から全然いい話を聞かない。いったいどんなことになってるのかと観に行った。
・・・
一応ファンタジーということになってるが、わたしにはコメディーを撮りたかったのに滑っちゃったようにしかみえなかった。ストーリー的には嫌いじゃない。特に後半は結構魅せてくれる。
でもさぁ、牛の大群と張って走るチャン・ドンゴンってあんたギャグにしかみえないよ。CGと実写の馴染みが悪いし。あんな超人ばっかりいる世界なのに、鳥籠の天井がバックリ開いているってどうよ? さっきまで寒そうだったのにいきなり南国のバナナ園だったり、ドンゴンのヒゲが伸びたり無くなったりって、細かいことだけど気にしなさすぎ。そしてなによりも、謝霆鋒の持っているものはなんなの??? 陳凱歌は「さんまのからくりTV」でも見ていたのか?

謝霆鋒の悪役ぶりはすごい好きなのに、あれが目に入る度に「ぷっ・・・」と笑ってまう。 
友人が「劉鎭偉の映画かと思った」と言ったが、劉鎭偉の映画の方が笑えて面白いよ。

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